ご無沙汰しておりました！動物看護師のまいです！

先週の日曜日に母親が私に言いました。

「あずきのお腹が赤いんだけど見てみて」とのこと。

ん～、湿疹かなぁ、どれどれ(._.)

と見てみると…確かにおなかがポツッと赤くなっていました。

これは…！…なんかちょっと嫌な感じの湿疹だなぁ…。

というわけで診察の為あずきを連れて一緒に出勤。

数時間後、外来の診察時間の合間にあずきの血液検査を実施したところ

測定した血小板の数値が機械で0.0万との結果が！（通常は機械の種類にもよりますが20～40万くらいはあります）

つまりあずきは血小板減少症だったのです！

血小板減少症は免疫の病気で、簡単に言うと

【血液中の血小板が無くなり血が固まらなくなり出血が止まらなくなる病気】です。

あずきのおなかの湿疹のようなものは、紫斑（しはん）という血小板減少症の特有の内出血だったのです。

発見が遅く、治療をしなければ命に関わる怖い病気です。

あずきの場合は興奮して診察までの待ち時間の間ずっと吠えていたので、

腹圧で細かい血管が切れて紫斑に気づいてから数時間でかなりおなかの紫斑が増えていて、

耳の内側や肛門周りや口の中にも紫斑が出ていました。

治療はまずステロイドの投薬から始めます。

数日後、血小板減少症が発覚してから２度目の診察。

この日には紫斑も治まりおなかもキレイになっていたので「血小板増えてたらいいな～」と思っていましたが

結果は血小板の数値0.0万…前回から増えてませんでした((+_+))

あずきが元気も食欲もあるのが救いになっています。

次の診察は明日！

またあずきの血小板減少症の経過報告をしますね！