今回は吾輩（わがはい）、夢路（ゆめじ）の非常に困った事件について語ろうと思う。
その前に自己紹介をしたい。
わがはいはゆめじ、狆（ちん）という由緒正しき日本犬の7歳男児である。
ペキニーズに間違われることが多いが、正真正銘の日本男児である。

ゆめじ「まみ殿、最近咳が止まらず、苦しいのだが診てもらえないか。」

まみ「（なんかいっつも偉そうなんだよね…）最近暖かくなったり、寒くなったり気温も安定しないもんね。咳はどんな時に多いの？」

ゆめじ「寒い時に多いような気がする。最近は暖かくなってきたから、いくぶんかマシだが、冬は地獄であった。」

まみ「乾いた冷たい空気で咳が酷くなる場合は気管のトラブルが多いかな。ケホケホした咳と最後にうぇっとなる咳だとどっち？」

ゆめじ「ケホケホとした咳である。一度始まると続いて辛いのである。」

まみ「それだとやっぱり気管のトラブルかも。ひとまず加湿器つけてあげる。酷かったらレントゲン撮ろうか。」

ゆめじ「病院は苦手である。ストレスで咳が酷くなるかもしれぬ。」

まみ「確かにストレスで咳が酷くなることもあるけど…。咳を放っておくと、気管や肺、心臓のトラブルが悪化することがあるから観念しなさい。っていうか、君は獣医の愛犬でしょ！重症になって、散歩中にお姉さんたちに構ってもらえなくなっても知らないからね。」

ゆめじ「それは嫌である…。観念するのである…無念。」

【まみのゆるふわチェックポイント】
・咳の種類によって気管のトラブルか心臓のトラブルか、ある程度予想できるので、どんな時にどんな咳をするのか教えてね。動画を撮ってもらえると◎
・気管のトラブルは加湿してあげると軽減することがあるよ。乾燥してきたら是非加湿器を！
・咳は気管や肺、心臓などのトラブルで起こることが多いもの。様子見は危険です！すぐに診察させてね。

今日の一句：「どんな咳？　放っとかないで　相談だ！」
ケホケホした咳は気管のトラブル、最後にうぇっとなる咳は心臓のトラブルに多いと言われています。
どんな時間やどんな状況で咳をするのか、1日または1週間に何回ぐらい咳をするのか教えてもらえると助かります。
高齢のわんちゃんだと気管と心臓のダブルトラブルを起こしていることも。
これからの狂犬病とフィラリアの予防シーズンに是非とも健診をご検討下さいね。